鹿肉工房ブログ
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なぜ鹿肉は犬のご飯に適しているのでしょうか?

鹿肉がドッグフードに適している”6つの理由”

犬の祖先は「オオカミ」です。そもそも「オオカミ」は鹿を狩りで捕獲して主食としていました。
生きる為の糧として鹿狩りをしてきた歴史があるんですね。
即ち、DNAレベルで鹿を生きる為、更には子孫繁栄の為の栄養源と認識しているのです。
そんな鹿肉ですが、なぜ鹿肉が犬に適しているのか?改めて紐解いてみたいと思います。

1.低アレルギー性

鹿肉はアレルギーを起こしにくい食材の一つとされています。 一般的なタンパク源である鶏肉や牛肉にアレルギー反応を示す犬もいますが、鹿肉はそれらに比べてアレルゲンとなるリスクが低いため、アレルギー対応食材として適しています。
デリケートな犬にこそ、鹿肉を与えていただきたいと思います。

2.高タンパク・低脂肪

鹿肉は高タンパクで低脂肪という特性を持っています。
犬にとって良質なタンパク質は筋肉の発達や体力の維持が重要です。
また、低脂肪であるため、肥満気味の犬や体重管理が必要な犬にも適しています。

でぶっちょの犬も可愛いのですが犬の健康のことを考えれば決して喜ばしい状態ではありません。

愛犬に長生きして欲しいのでしたら、まずは「高たんぱく・低脂質」はマストな選択と言えます。
「太った犬は愛らしい」なんて言って肥満を放置するような人間目線の飼い主さんは正直どうかと思います。
病気になって苦しむのは大切な愛犬なのですから。

3.鉄分やミネラルが豊富

鹿肉には鉄分、亜鉛、セレンなどのミネラルが豊富に含まれています。 これらの栄養素は犬の健康な被毛や皮膚、免疫力の向上に役立ちます。 特に鉄分は貧血予防に効果があります。
犬が必要な栄養素がバランス良く含まれているのが鹿肉なんですね。

4.野生由来で自然な食材

鹿肉は多くの場合、野生の鹿から得られます。そのため、抗生物質やホルモン剤が使用されている可能性が低く、より自然な食材として信頼されています。
また、文頭でもご紹介しましたが、犬の祖先であるオオカミが狩りをしていた頃の食生活に近い食材としても注目され、犬には鹿の隅々まで消化する酵素が分泌されるようになっています。

現代では犬が鹿を狩りするなんて信じられませんが、私の愛犬を見ていても、鹿肉をわき目も降らずに食べている姿を見ると、遺伝子に組み込まれた本能は確実に引きついでいるんだな~と思います。
(本当に美味しそうに食べるので、、(^^♪)

5.独特の香りと食いつきの良さ

鹿肉には独特の香りがあり、嗅覚の優れた犬にとって食欲を刺激する魅力的な匂いがあります。
そのため、食いつきが良く、食事が細い犬や食事に飽きてしまった犬にとっては良い選択肢かも知れません。
もちろん、高品質な鹿肉に限りますので、鹿肉なら何でも良いというわけではありません。
悪質な鹿も出回っていると最近よく耳にします。
(加工場が不衛生だったり保管方法が雑だったりとあっては行けないことですが。)
出来ればヒューマングレードを謳っている鹿肉、もしくは信頼できるショップでの購入を強くおススメいたします。

6.エコで持続可能な資源

これは人間の都合ですが、日本では鹿が増えすぎて農作物被害や生態系のバランスへの影響が問題となっています。(自然の鹿が田畑を荒らして農家さんを困らせているということはご存知の通りです)
そのため、鹿肉を利用することは当面問題解決に貢献し、持続可能な資源活用にもつながります。
人間の都合で鹿は害獣なんて認定されて本当に申し訳ないと思いますが、オオカミのいない現代、生態系を保つ意味でも一定の割合で鹿を捕獲するというのはやむを得ない事なのです。

まとめ

鹿肉には豊富な栄養が含まれ、更に犬には古くはオオカミの時代から鹿肉=食糧とインプットされていますので、本能レベルで鹿肉を好んで食べます。
元気がない犬が鹿肉なら食べるというのはたまに聞くお話ですが納得です。
また、当店で人気のボーンブロスは美味しさのエッセンスがギュっと詰まっています。
体調が悪く、食欲がない場合、是非一度当店のボーンブロスをお試しください。