鹿肉工房ブログ
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愛犬に馬肉を与えても大丈夫?メリットと注意点を解説!

「愛犬に馬肉を与えても大丈夫?」「馬肉を与えるとどんな効果がある?」「加熱したり茹でたりして与えた方が良いの?」など、不安に感じる飼い主様もいるのではないでしょうか?

生食用として人間用に販売されている馬肉であれば、愛犬に与えても問題ありません。高タンパク・低脂質なので、ワンちゃんのダイエットにも効果的です。ただし、食事のバランスや馬肉の衛生管理状態、ワンちゃんの体調など、与える際には注意しなければいけない点もあります。

この記事では、犬に馬肉を与えるメリット・効果と与える際の注意点を解説します。

犬に馬肉を与えるメリット・効果

ドッグフードとしての馬肉の特徴は以下の通りです。

  • 高タンパク・低脂質
  • 栄養素が豊富
  • 食いつきがよい
  • アレルギー反応が出にくい

鹿肉に含まれているタンパク質や脂質を牛肉や豚肉と比較すると、高タンパク・低脂質であることが分かります。

馬肉牛肉豚肉
エネルギー(kcal)102293248
タンパク質(g)20.116.519.3
脂質(g)2.526.119.2
鉄分(mg)4.32.40.3
ビタミンB2(mg)0.240.210.15

出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

ワンちゃんの筋肉づくりに欠かせないアミノ酸や皮膚の健康・免疫を維持する亜鉛、新陳代謝をサポートするビタミンB群、鉄分、カルシウムなど、健康を維持するために必要な栄養素が豊富に含まれています。

馬肉は他の肉類よりも脂質が非常に少ないため、ダイエット中のワンちゃんの食事としておすすめです。

鉄分も豊富に含まれているため、シニア犬に与えることで骨粗しょう症を予防できます。

犬に馬肉を与える際の注意点

前述したように馬肉は高タンパク・低脂質でさまざまな栄養素が含まれていますが、与える際には注意しておかなければいけない点があります。

与え方や与える量、ワンちゃんの体調・体質によっては、馬肉は控えた方がよいかもしれません。

犬に馬肉を与える際には、以下の点に注意しましょう。

  • 衛生管理が徹底された馬肉かを確認する
  • 加熱したり茹でたりせずに生で与える方が効果的
  • 馬肉だけを与えすぎない
  • アレルギーや下痢の症状がないか観察する
  • 腎臓病のワンちゃんには控える

衛生管理が徹底された馬肉かを確認する

人間用として市販されている馬肉は食品衛生法と畜場法で管理されているため、ワンちゃんに与えても衛生的な問題はありません。

一方、ドッグフードとして販売されている馬肉は、生のものも含めてペットフード安全法で規制されています。

食品衛生法と畜場法の対象ではないため、人間用と同じレベルで適切に製造されているか、安全に管理されているかは不明です。

衛生管理が徹底されていない生の馬肉を食べると、犬が食中毒や急性肝炎などにかかってしまうかもしれません。

加熱したり茹でたりせずに生で与える方が効果的

馬肉に含まれているアミノ酸やビタミンB群は熱に弱い性質があるため、加熱したりすると、成分が破壊され効果が損なわれてしまいます。また、茹でることで水溶性のビタミンB群や亜鉛が流れてしまい、効率良く摂取することができません。

生のままで馬肉を与えることで、馬肉に含まれている栄養素を漏れなく身体に取り込むことが可能です。

また、以下のようなメリットも期待できます。

  • 犬に不足しがちな水分も補える
  • 歯磨きができて歯周病や口臭予防にもつながる
  • よく噛むことでダイエットや脳の活性化にも好影響
  • 食いつきが良くなり食欲アップにつながる

ただし、生で与える馬肉は、加熱用でなく生食用でなければいけません。ドッグフードとして生の
馬肉を購入する場合には、専門業者が適切に処理・衛生管理したヒューマングレードのものを選ぶようにしましょう。

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馬肉だけを与えすぎない

ワンちゃんにとって馬肉は嗜好性が高い食事なので、気に入ってしまうと馬肉しか食べなくなってしまうかもしれません。

馬肉は栄養素が豊富な食事ですが、ワンちゃんに必要な栄養素のすべてが含まれているわけではありません。馬肉しか食べないと栄養が偏り、カルシウムやリンの不足で骨格の異常を引き起こしたり、食物繊維の不足で下痢になってしまうかもしれません。

犬が馬肉を摂取できる一日の摂取量は、体重の1%が目安と言われています。体質や生活スタイルによって食べる量を調整することで、食べ過ぎによる内臓の負担を抑えられます。

魚や野菜、骨などと一緒に与えてバランスを整えるか、総合栄養食のドッグフードと一緒に与えるようにしましょう。

アレルギーや下痢の症状がないか観察する

初めて馬肉を与えた後は、アレルギーや下痢の症状がないか注意して観察するようにしてください。いきなり大量の馬肉を与えるのではなく、まずは少量を与えて様子を見るのがおすすめです。

馬肉は牛肉や豚肉に比べて低アレルゲン食品と言われていますが、個体によってはアレルギー症状が出てしまう可能性があります。

下痢や嘔吐、皮膚の痒み、元気消失、目の充血といったアレルギー反応が見られた場合には、すぐ獣医師に相談してください、

腎臓病のワンちゃんには控える

ワンちゃんが腎臓病の場合には、馬肉を与えるのを控えるか、獣医師に相談したうえで与えるようにしましょう。

腎臓病の犬の食事ではタンパク質を制限する必要があり、高タンパクな馬肉は尿毒症を引き起こす要因となるため相性は良くありません。

食いつきを良くするために与える場合でも、ごく少量に留める必要があります。

いずれにせよ、馬肉を与える前に獣医師に相談することが重要です。

馬肉だけでなく鹿肉もおすすめ!

馬肉は高タンパク・低脂質なのでドッグフードとして注目されていますが、ワンちゃん用として生の馬肉を販売している店舗は少なく、馬肉入りのドッグフードもそれほど種類が多いわけではありません。

馬肉のドッグフードがなかなか入手できない場合には、鹿肉のドッグフードがおすすめです。

鹿肉は馬肉と同様に高タンパク・低脂質で、栄養素も豊富です。普段ワンちゃんへ馬肉を与えているのなら、同じ感覚で与えることができます。

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